【読者寄稿】今川家の研究 ①


 きっかけは一枚のポスターであった。平成20年秋、当時在学中であった【放送大学】の面接授業のテーマに『戦国武将・今川義元』とあり、しかも講師が著名な小和田哲男氏(当時は静大の教授)とのこと。即申し込むと同時に、参考文献の小和田氏著の『今川義元』を一読して受講に備えた。面接授業は同年11月29日〜30日に放送大学の静岡学習センター(三島)で開催されたが、人気講師でありさすがに会場は満席の盛況であった。翌年の3月末で定年退職されたが、その直前NHK・TVの『たっぷり静岡』に出演され、「今後とも歴史学をライフワークとすることは勿論であるが、勝者ばかりではなく、敗者にもその光を当てたい」とおっしゃっていた。

 丸二日間の授業は大変興味深く、それまでは今川家のことは義元が「桶狭間の戦い」で信長に討たれた武将ぐらいの認識しかなかったが、あらためて今川家の歴史を研究してみようと思いを新たにした契機となった。 (つづく

小林正孝

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