「義元左文字」復元プロジェクト

今川義元公の愛刀で、国の重要文化財にも指定されている「義元左文字」を、義元公が所有していた当時の姿で復元しようという試みが富士市の刀鍛冶、内田義基さんらによって進められています。

「簡単なことではないが、魂だけでも取り戻したい」

義元左文字は桶狭間の戦いにおいて織田信長が戦利品として接収したとされ、その際に本来の寸法よりも短く再加工されました。その後、信長から豊臣秀吉、そして徳川家康公へと受け継がれたことから「天下取りの刀」とも呼ばれています。

プロジェクトでは小和田哲男静大名誉教授を顧問とし、義元公時代の2尺6寸の太刀として復元することを目指します。内田さんは「史料が少ないので簡単ではないが、来年の5月には刀身だけでも完成させたい」と。また翌20年には外装品もそろえ、義元公顕彰の気運が来年だけで終わらないようにしたいと、意気込みを語りました。

スポンサーリンク